乳がんの初期治療が終わった、治ったと思っていたらがんの再発や転移がみつかり、大きなショックを受けるものです。
でも、諦めたりすることはありません。
乳がんの再発や転移が確かに起こると体からがん細胞を完全になくすことは困難になります。
しかし、見つかったがんと共存して、以前と変わらない生活を送っている患者さんは少なくないです。
治療することで、症状を和らげたり、普段通りの生活を保ち、延命を目指します。
治療内容としては、がんの再発や転移した部分、がんの性質によって違います。
局所再発であれば、手術による治療を行うこともあります。
遠隔転移の場合は、治癒することもよりも、慢性疾患としてコントロールをしていく治療になります。
●局所的な治療の場合
温存した乳房の再発の場合は、乳房切除を行います。
すでに乳房切除をしている場合は、薬物療法を行います。
乳房以外の骨に転移した場合は、手術や放射線治療を行います。
脳に転移した場合は、手術が行える状態であれば、手術を行ったり、放射線治療が行われます。
●全身的な治療の場合
原則として薬物療法になります。
がんの性質を調べて合った薬が使われます。
しかし、再発や転移の場合、がんの性質が変化することもあるので、可能であれば再発した部分の組織を一部だけ取り、「生検」を行い確認します。
●緩和ケア
痛みを和らげたり、生活の質を保つための支援する治療が行われます。